Idiot's Delight

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アニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』6話感想 ロボットアニメ史上、最恐の必殺技(?)

今日はお休みでした。

今日も雨です。

近頃はコロコロと気温が変わるので、冬で寒いか雨で寒いかわかりづらいですね。

どちらにしろ寒いのは変わりませんけど。

なんらかの物理的な温もりが欲しい、今日この頃。

 

さて今回は『勇気爆発バーンブレイバーン』6話の感想です。

 

※以降ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

ようやくお話が動き出しました。ただ微速前進といったところでしょうか。

この作品はドラマ部分のテンポが悪いですね。

 

さておき6話で面白かったポイントを深掘りしようと思います。私が面白いと思ったポイントは「必殺技」と「タイトル」です。

 

まず必殺技について。

今回6話ではブレイバーンの必殺技として「勇導操波(BRAVE THE SUMMON)」という技が登場しました。

いままでも剣やビーム射撃の技はありました。(そしてブレイバーンはとってつけたような技名を叫んでいました)

しかし今回の技は「ブレイバーンの形状が変化する」、「技発動前にブレイバーンとイサミのカットインが入る」など、明らかに今までの技とは異なる演出が施されています。

このことから考えるに「勇導操波(BRAVE THE SUMMON)」こそが、ブレイバーン独自の必殺技なのでしょう。

 

すでに視聴済みの方はそう言われてもピンと来ないかもしれません。

一見すると剣やビーム射撃に比べると見劣りする技ですから。

しかし少し考えるとこの技がいかにヤバいものかわかると思います。

 

まず「勇導操波」がどういう技なのか、6話での使用シーンを含めて振り返ってみましょう。

 

そもそも6話では、「生存者救出のため日本に向かう」というのが物語の大筋です。

日本に到着したブレイバーン一行は生存者を探します。そしてある一定時間探索しても生存者がいない場合は、巡航ミサイルで大規模な攻撃を実施することが決まっていました。日本にはまだ敵が残存しているからです。

生存者を探索するブレイバーン一行、そして時間ぎりぎりで生存者を発見するに至ります。しかし間一髪まにあわずミサイルは日本に向けて発射されてしまいました。日本に残る生存者とブレイバーン一行は絶体絶命という状況に陥ります。

その時、ブレイバーンが使用するのがこの「勇導操波」です。

「勇導操波」によって味方が放ったミサイルを操作してこの直撃を回避しました。

 

つまり「勇導操波」とは兵器を操作する技です。

作中では演出を含めてそれなりの技に見えるのですが、ちょっと地味ですよね。

なぜこの技に今までと異なる演出が施されたのか、首を捻りたくもなります。

 

しかし! この技はちょっと地味と捨て置いて良いものではありません。

 

それは使用状況を考えてみればわかります。

さきほど「味方が放ったミサイルを操作」と表現しました。そしてこれは視聴された皆さんも同じ印象を抱かれたでしょう。

しかしブレイバーンは「味方」ではありません。

 

正確にいうなら「同じ軍に所属」しているなどのシステムを同一にする存在ではなく、「よくわからんが勝手についてきている存在」です。つまり味方(システムが同じ)か敵(システムが違う)かはこの技には関係ありません。

よって「勇導操波」の本質は、「敵/味方の区別なく兵器を操作することができる」だと思います。

 

これってヤバいと思いませんか?

 

6話の時点ではこの技の限界を示されることはありませんでした。

しかしこの技の本質が上記の通りなら、敵の兵器を意のままに使用放題とか、世界中の核兵器を一斉発射させるみたいなことまで可能かもしれません。

 

ね、こう考えるとヤバい技でしょう。

 

この技の存在で私は「ブレイバーンって戦術兵器じゃなく戦略兵器なんだな」と思いました。戦略兵器としてのブレイバーンがどのように活躍するのかは今後楽しみです。

もしかしたらロボットアニメ史上、最恐の必殺技になるかもしれませんね。

 

※注 戦術兵器と戦略兵器の違いは以下のリンクをご参照ください

oshiete.goo.ne.jp

 

次にタイトル。

こっちは短め。

6話でブレイバーンが名乗りを上げる時、背景にタイトルロゴみたいなものが表示されます。それが「勇気爆発ブレイバーン」でした。

それは本作のタイトル『勇気爆発バーンブレイバーン』とは異なるものでした。

 

このタイトルの違いは何を表しているのでしょうか?

 

何を表しているのかは今のところ「謎」ですが、私が考えるにブレイバーンの目的(物語)が、そのほかの登場人物の目的(物語)と違うことを暗示しているのではないでしょうか。

 

私はかねてより「ブレイバーン=ルイス・スミス説」や「ブレイバーン=頭のおかしいテロリスト説」を唱えてました。なので「勇気爆発ブレイバーン」というタイトルロゴを見たとき、「やっぱりか!?」と思ってしまいました。

ブレイバーンが本当の敵だったという物語になる可能性は残っているかもしれません。

 

以上、6話で面白いと感じたポイントの解説(妄想)でした。

しかし冒頭でも書きましたが「ドラマのテンポが悪い」のはいただけませんね。

今後の展開とテンポアップに期待して続きを楽しみにしたいと思います。

 

今回はここまで。

まあ10割くらいは外れるだろうなと思いつつ。

それではまた次回。