4月もいろんなゲームが発売されました。私は『Fallout』シリーズ漬けを送っていますが、その他注目しているのが「サガシリーズ」新作の『サガエメラルドビヨンド』。
海外レビューサイトの評価は以下のページにて纏められています。
総ずると「戦闘は面白いけど、それ以外は微妙」という感じでしょうか。特にグラフィック面でのチープさが指摘されているように思われます。
「JRPG」という言葉がありますが、この言葉には懐古主義が付着し過ぎているようにも感じます。果たして「JRPG」というフォーマットに惹かれていたのでしょうか?
もちろん「JRPG」を楽しんでいた過去はありますが、私個人としてはフォーマットではなく、当時のゲームとして「最先端」だったからという理由の方が強いように感じられます。
ファミコンからPSまでの時代はゲームの進化はめざましく熱狂的なものでした。その時代の王道として発売される日本のRPGにはその熱狂が封じ込められたような先端性を伴っていました。(このあたりはマンガ「ハイスコアガール」に詳しく)思い返すとそのような先端性にこそ惹かれていたように思います。つまり当時の最先端で最高のゲームが「JRPG」で、だからこそ愛されていたのだと思います。
「JRPG」という言葉が懐古主義的な文脈で用いられることなく、「最高のゲーム」の代名詞として使用されることをオールディなゲームファンとしての私は願ってやみません。
(サガエメも無理に3Dでなく、オクトラみたいなグラフィックの方向性の方が好意的に受け止められそうだなと思いました)
以上、また次回。