Idiot's Delight

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雑記 若者能力について思うこと

今日もお仕事です。

交通機関の顔ぶれが変わりました。気づけば4月ですね。

さて4月になって新社会人も増えていると思いますので、今回は若者の能力についての考えを書いていこうと思います。

 

平均すると若者の方が能力値は高い

個人的な経験則ですが。基本的には、平均的には「若ければ若いほど能力が高い」と思っています。

しかしそうは思っていても「若者は使えない」という考えが頭をよぎることも。

振り返ってみると、「若者は使えない」は若者自身の能力ではなく、そのほか環境に要因があるように思われます。

 

いまの自分と比べてしまう

ドラクエで説明します。

例えば若者の能力に不満を覚えるとき、「自分だったら」と考えはしないでしょうか?

しかしそんな自分は(若者でないなら)レベル20くらいはあるのでしょう。そして若者はレベル1とかかもしれません。

つまり若者の能力を比較対象するなら、自分がレベル1の時と比較対象しなくてはいけないと思います。

レベル20にもなっているとHPなんかは100を超えています。その自分とレベル1若者(HP20くらい)を比較対象にすると不満が出て当然だと思います。

しかしレベル1だった自分と比べると若者の方が実はステータス値が多いのではないかというのが私の考えです。

若者の能力を考えるとき、こういうバイアスが働いてしまっているように思います。そしてこのバイアスの源泉は業務熟練度への軽視に端があるのではないかと思います。

社会人となると年度目標を立てることもあると思いますが、「今の仕事をよりよく出来るようになりたい」的なスキル目標はあまり歓迎されないという経験があるのではないでしょうか。それよりも「新たな技能習得」、武闘家なのに「メラ覚えます!」みたいな目標を立てなくてはならないみたいな風潮をさして「業務熟練度の軽視」としています。

よってレベルが上がったことを客観的認知が行われないので、自分のレベルがよくわからず、若者能力を「(レベルが上がっている)今の自分」と比較して不満を覚えるというのが、「若者は使えない」に至る経緯ではないでしょうか。

 

雑魚敵が強すぎる

ドラクエで説明します。

いま振り返ってみるとレベル1のときの仕事の難度は「スライム」級でした。ただ、いまの新人の仕事難度はスライムナイトくらいに上がっているかもしれません。ステータスが上がっていたとしても、レベル1で「スライムナイト」に勝つのは至難の業です。

しかし実際の仕事では「敵の姿はわかりません」。よって目に見える現象だけだと「レベル1でばたばた倒れている」みたいに見えるでしょう。これをもって「若者は使えない」という考えを持っているように思います。

「昔よりはマシ」と思う部分もあり仕事の難度自体は緩急激しく変動していますが、平均値を考えれば右肩上がりの上昇傾向だなと感じています。

 

以上、若者が使えないと思う理由に関する考察でした。飽くまで私の個人的な経験則です。また「平均」で考えています。(能力が低い人はいると思います)今回の記事の主旨はドラクエで説明したかった」です。ドラクエ12期待してます。

 

今回はここまで。

「新しい学校のリーダー」と「ゴールデンボンバー」は似ていると思っています。

それではまた次回。